「会社員の副業」とは?どんな仕事がある?デメリットは?守るべきルールは?

2018年は、副業元年と言われ政府の働き方改革推進も相まって、社員の副業を認める会社が増加してきています。副業をする理由は人それぞれで、本業の収入を補いたい、本業に良い影響を与えるような成長や人脈構築を築きたいなどがあります。

さらに現在、大企業でもコンプライアンス違反により倒産、企業縮小による大規模なリストラなど多発しており「大企業は安心」といった時代は終わりました。現在の勤務先から転職が必要になった際に第二の柱としてのスキルアップを考え、副業を行っている人も多数います。

副業をすることで、収入が増えたり、スキルアップして転職や起業のきっかけになることもたくさんあります。今回は副業の種類から基本ルール、行う上での注意すべき点などお話しいたします。

 

どんな仕事をしている?副業の種類を紹介。

①内職・アルバイト

パソコンやスマートフォンなどが苦手という方で、手っ取り早くできるのが、「内職・アルバイト」です。内職は昔からある副業で「段ボール組み立て」や「シール貼り」「袋入れ」など、初心者でもすぐにできる簡単な作業が多い事が特徴です。内職は基本的に出来高制ですので、たくさん作成すればするほど高収入です。しかし単価が安く、作業量から時給計算すると400円ほどしか稼げないということも多々あります。それでも自宅で好きな時間に好きな量をできることは大変魅力になります。

アルバイトに関しては、平日昼間に本業勤務の方はおのずと夜もしくは休日のいずれかになると思います。夜にできるバイトには、清掃や警備、ネットカフェ、コンビニなどになります。本業後のアルバイトになるので、睡眠不足や体調不良など本業に影響を与えてしまい、本業を欠勤してしまうと本末転倒ですので気をつけなければなりません。

 

②スマートフォンを使ったアンケートモニター

スマートフォンアプリを利用し企業からの質問に回答するだけで稼げる副業になります。毎日の通勤時間や、休憩中、空いた時間にポチポチ行うだけで稼ぐことができるのが大変魅力です。デメリットとしては作業内容が簡単なため単価が安く、ランチ代程度にしかなりません。たくさん稼ぎたい方というよりは、ランチ代、月一の飲み代の一回分程度の稼ぎで十分といった方向けになります。

 

③ヤフオク、メルカリ、BASEなどネットを使った商品販売

インターネットを利用した個人販売の副業は大きく分けて2つあります。自分の趣味や知識を使って作成したもの(布製品、革製品、デザインTシャツ)などを販売し収入を得ること。もう一つは、一般消費者向けに販売されているものを安くで仕入れ販売する、いわゆる「せどり」です。

まず一つ目の個人販売ですが、「ものを作ることが好き」な方にはピッタリの副業です。自分で作成したものをネットを使って販売しましょう。作成の際には材料単価、作業時間をを計算し粗利はどれくらいかを考えることでおおよその収入額がわかります。

さらに、インターネット店舗を持ちたい方には、「BASE」という無料でネット上に自分の店を持つサービスを運営している企業があります。店名から、ロゴマーク、店舗デザインなどすべて決めることができますので自分の店を持ちたい方は先にネット上で挑戦する事もいいかも入れません。

次に「せどり」です。せどりは昔からある副業で現在販売されているものや、販売前から人気が上昇しているものを購入しレア値などを加算し販売することです。「せどり」を行うには、最新のトレンドに常にアンテナを立てなければなりません。ライバルより先に仕入れ高値で販売しなければ、仕入れ金額が丸々マイナス、不良在庫のみ抱えることも多々あります。そのため、安くで仕入れる方法を先に決めておいたり、店舗限定商品を購入するために何時間も店舗オープンの行列に並んだりとやるべきことは多々あります。次のトレンドはこれだ!といった先見の明がある方にはぴったりな副業です。

 

④レストラン宅配配達員。「Uber Eats」

今、人気急上昇な副業が「Uber Eats(ウーバーイーツ)」というサービスで、簡単に言うと「宅配」です。現在様々な飲食店がありますが、宅配を行っているのはごく一部の店舗になります。その理由は飲食店が宅配を行うためには様々な準備があります。例えば、車、バイクの準備、配達員の準備、ランチタイムなど繁忙時間の配達員の配置など、店舗としては常に配達員を配置する費用が割けないのが現状です。そのため、配達が必要な時だけ配達員とのマッチングを行うのがウーバーイーツです。ウーバーイーツ配達員の魅力は好きな時だけ働けることです。専用スマホアプリを使用し、配達可能時間に「待機」を入力し待っていると「依頼」が来ます。店舗に商品を取りに行って「依頼者」に渡すのが一連の流れになります。金銭授受がありませんので配達員はお金の管理を気にせず安心して始められます。仕事時間は自由に決めれますので、空いた一日があるのであれば、その日一日ガッツリ働くなんてことも可能になります。

 

⑤パソコンを使用したクラウドソーシング、「クラウドワークス」「ランサーズ」

現在、パソコンを使用した副業ではクラウドソーシングが定番になっています。仕事の種類は、「アンケート」「データ入力」「音楽、映像作成」「記事作成」など様々です。パソコンのネット環境さえあればだれでも始める事ができ、在宅で好きな時間に作業が可能です。

特別なパソコンスキルが無くても始められますので、試しにホームページに登録してみるのもいいかもしれません。

 

会社員が副業を行う上での注意点。

会社員が副業を行う上で注意する点が2つあります。まず1つは「会社が副業OK」かどうかです。会社の就業規則で副業が全面禁止されている場合は、バレた場合は処罰の対象になります。許可されている企業でも、届け出をする必要があったり、条件が決められていたりという場合もありますので始める前に一度、就業規則を確認すべきです。

もう一つは「税金対策」です。一般的に、会社員であれば勤務先から所得税が給与天引きされ、年末調整によって1年間の税金を清算できるため、基本的には確定申告の必要はありません。しかし、会社員であっても確定申告の必要な場合があります。

 

(1) 給与収入(本業と副業の合計)が2,000万円を超える場合。

(2) 給与を1か所から受けていて、「その他の所得」の金額が20万円以上になる場合。

(3) 給与を2か所以上から受けていて、主たる給与以外の給与の収入額と、その他の所得金額の合計額が20万円を超える場合。

上記記載金額はすべて年間額で、「所得」は、収入から必要経費を差し引いた額になります。

 

これら、3つの条件のうち(2)は副業の収入に当たります。さらに、本業の仕事とは別に、アルバイトとして収入を得ている場合、つまり複数の給与所得がある人は、(3)にあたります。これらの条件に該当する人は、必ず確定申告をしなくてはなりません。確定申告をする場合はには申告に期限があり、これに遅れると加算税や延滞税といった追加の納税が必要になるため、気をつけなければなりません。

さいごに

現在副業を行うことはメジャーになりつつあります。副業を行うことで異業種の仕事を経験したり、現在の仕事のスキルアップなどメリットはたくさんあります。しかし本業があっての副業ですので、就業規則の確認や、社内トラブル防止、税金に関する準備などきっちり確認し、ルールを遵守し行うようにしましょう。